西武新宿線「武蔵関」「上石神井」・「吉祥寺」

      さとうピアノ教室   TEL 03-3929-3705

                          

 

 

 

 

 

 

 

<時々、一言のコーナー >

 

 

20131129

<進撃の巨人>

紅白の出場歌手が発表されました。その中で進撃の巨人の主題歌の歌手が目を引き、マンガ・アニメの大ファンの我が家では一番楽しみな人です。最初マンガを子供に教えられたときは、「ちょっとお母さんには刺激が強いかも」と言われ、普通そこは親が子供に言うことでしょ、とあきれましたが、確かにこのアニメを食事中に見るのはどうなの?という内容でした。

主題歌が非常にかっこよく、耳についてはなれないので、鼻歌に出たりするほど。楽譜を検索すると、当然出ていました。もう少し種類が増えるといいのですが、とりあえず弾いてみるとなかなかつかみにくいメロディーで難しいですが、来年の発表会はこれだな!と楽しみに。すでにおそるべし、耳コピの猛者がすごい動画を投稿していて、画面に流れるコメントが、神だ!とか手の奇行種、とか結婚したい!と大興奮!ピアノでビートのきいた激しい感じの曲を再現するのは大変ですが、やってやろう!とチャレンジ精神をかきたてる曲ですね。

 

20131127

<お辞儀>

発表会などのステージ前は、それぞれの曲の仕上げに翻弄されていて、気付くとステージマナーの練習をしてなかった!となりがちです。大人ならいろいろ見てきた経験からおのずと正しくふるまえるのですが、こどもは練習しないととんでもないことになります。普通一人だけでステージにあがるという経験はあまりないので、照れくさいのか小走りに歩いたり、ピョコッとお辞儀するだけだったり、すぐふざけだす子もいます。そういう子にかぎって本番になるとふざける余裕も消え、目が泳いで暗―い顔でお辞儀したりします。Aさんは、お辞儀と一緒に両手を後ろに持っていってしまい、「それペンギンになってる」と注意しました。

ネットで検索すると、いろいろな教室の先生たちがステージマナーについては書いています。かくいう私自身も、ロンドンの大学で、人前で演奏するときの登場の仕方が悪い、と指摘され「え?そこから?」とびっくりしたことがあります。

自信たっぷりに大股で歩いて、にっこりとスマイルせよ、だったと思います。この、自信たっぷり、がミソですね。皆さん、手はだらんとせず、きびきびした動きをしましょう。そして失敗などなかったことにしてにっこりしましょうね。

 

20131125

<便利な文房具>

文房具売り場を覗いていたら、どんどん新しい文房具が出ていてびっくりしました。シャープペンやボールペンなども書き味にだいぶこだわっていて、どれも欲しくなりました。なかでも、大人の鉛筆、と銘打った木材を使ったシャープペンは、鉛筆のような太い芯を使い、芯削りまでついているので鉛筆好きの私は思わず買ってしまいました。

音楽関係のグッズも実はいろいろ進化していて、レジのそばにあるとつい手にとりますね。中でも、五線譜のシールはとても便利です。楽譜に訂正を書きこんだりするときに、シールを貼ってその上から音符を書けます。消せるボールペンも、消しカスがピアノに入ったりしないのでありがたいです。買ったけど全然便利じゃなかったものもありますが、やはり日本の文房具は最高ですね。

 

20131123

<わかりやすい>

公園でジョギングをしていたら、いろいろな親子が遊んでいる中に、ママと大縄をして遊んでいる子が。走って通りかかるとその子が大泣きしています。次に通りかかると、ママと、「やったあ!7回も成功!」と大喜び。次に通りかかると地面に転がって大泣き。面白すぎる・・・とつぶやきながら通り過ぎました。

小さいうちは、ピアノのレッスンに来る子も、入ってくるなり「もう簡単!すぐ弾けた」などと大胆なコメントをして「へえ!そうか、すごいね」とレッスンを始めると実はいろいろ間違っていたりします。あまり指摘したくはないけれど、見逃せないミスを指摘するうち「うっ・・・」と今度は大泣きなんてことも。なんてわかりやすいんでしょう!大人にはマネできないまっすぐな年頃ですねえ。

 

20131122

<指づかい>

こだわりの欄でも触れましたが、指づかいはとても大事です。どの曲を弾くときでも、正しい指使いをするように生徒さんには言っているのですが、なかなか直してきませんね。最初に楽譜を見るとき、その横に書いてある番号も一緒に見たらいい訳ですが、なぜかそこは見ないで弾いてきています。指使いというのも、簡単に言えば、10本の指で音をだして、指が足りなくならないように、いつも予備の指があるような状態にして弾くのが基本です。ドレミファソラ、と弾くときに5本の指でそのまま弾いたらラを弾く指がない!となってしまわないように対策を打っておくわけですね。

先日も、シャープやフラットがたくさんついた複雑なメロディーのところで、Yさんがどうしても書いてある指番号の通りに弾けません。じゃあ、自分なりの指使いで弾いてごらん、と言ったところ弾くたび器用に毎回違う指使いをしてくれて、速過ぎて書き留めることができず、笑ってしまいました。毎回違う書き順で字を書くようなもので、それも器用だな、と感心。本番で指が足らなくならないよう頼みますよ。

 

20131120

<ソーラーライト>

この頃本当に日が短くなってきて、夕暮れ時など妙に焦る気持ちになるので、冬は嫌いです。

生徒さんのレッスンも、夏は終わってもまだ明るかったのに、今や真っ暗で、「気を付けて帰ってね」と心配になります。

玄関前の道が暗いな、と思い、ソーラーライトを買いました。日中電気を蓄えて、夜いい雰囲気に光る写真だったのに、冬で太陽が低いせいか、全然ソーラーパネルに日が当たりません。夕方、消えかかった白くて暗―いライトがちょっとだけ点いてすぐ消えるので、お化け屋敷のようで怖い。日中、日光が移動するたびライトをもって移動してみましたが、なんだかバカバカしい気分に。やはり、冬はいろいろと不便。

 

20131118

<ふたは開けて>

先日久しぶりに ミシンを出し、せっかくなのであれこれと縫い合わせて修理したりしました。

昔こども服を縫うのに凝ったときはずっと机の上に置いておき、ちょっとほつれたりするとすぐ縫うこともできましたが、いったんしまうと出すのが億劫になりますね。

ピアノも本当は二階の隅とかではなくて、みんながちょくちょく通る場所にあるといいのですが。それも、ふたを開けたままで。白い鍵盤が見えると、ちょっと触りたくなるものです。お店でピアノが展示されているとすれ違いざま、ポーンと音を出したくなります。そして誰かが音を出すと、他の人も弾きたくなる。

いつも弾かれているピアノはいい音がします。

 

20131116

<手の大きさ>

日本人の手は小さいので、ヨーロッパの人を対象に書かれているクラシックの曲を弾くにはかなり不利です。男性でも小さいのだから、まして女性の手はもっと不利で、書かれている音符がどうしたって届かないこともあります。

こればかりはどうしようもないことで、開き直るしかないですが、逆に外国人の手は大きすぎて、鍵盤をひっかけてしまってうまく押せない、という悩みもあるらしいです。

しかし、ちょっと面白いことを耳にしました。ピアノを弾いている人と、それよりずっと大きな手を持っている人が、広げて手の大きさを比べたら、ピアノを弾いている人のほうが大きかったというのです。

バレリーナの人が180度足を開いたり、つま先で立てたりするように、ピアノを弾いているうちに指の間を広げる筋肉

が発達していたんですね。もとは小さい手でも、指の間を広げる力によっていつのまにか大きな手を手に入れていた

んだ!ピアニストの手が意外と小さいことがある、というのも納得。

 

20131115

<プレッシャー>

小学校の学芸会の練習もたけなわ、ピアノ教室でもピティナ参加の生徒さんの追い込み練習がたけなわです。

かなり前から練習を始めたはずですが、なぜか毎年この時期は焦っています。むしろ、前は弾けていたところが滑り出したりして泣きモードに入りそうな人も。みんな同じ、そういう時期だよ、と声をかけていますが、やはりいうことをきかない自分の指にいらだちますね。間に合わない雰囲気が漂いはじめると、臨時レッスンとなります。

普段よりレベルの高い曲にチャレンジするわけなので、乗り越えるのは大変ですね。こちらも、生徒さんが弾いてみてはじめて、克服できてないテクニックに気づくことがあり、毎年一緒に苦しむことになるわけです。もう弾けないからやだ、と投げやりになる生徒さんをみるのはつらいですが、その分本番でうまく弾けたときの満足感はその後のすごい自信になります。寿命が縮む気がする、またそんな時期を迎えています。

 

20131113

<赤毛のアン>

最近テレビのチャンネルはやたら多くて、今までなかったような番号も、押してみるといろんな番組をやっていますね。

今朝突然赤毛のアンが映ったので「おおっ!」となり、そのまま見ました。すでに全話録画してあるけど、でも何度でも見たい、大好きなアニメです。リボンの騎士も大好きですが、赤毛のアンは見ているとほっとします。小さな村で、特に大きな事件もないけれども美しい自然があって、言葉遣いが本当にきれいで、うっとりします。(じゃあ自分もきれいな言葉づかいしろ!)この物語の中に暮らしてみたかった。

そして、改めて見て気づきました。監督は高畑勲さんで、音楽は三善晃先生だったんですね。どうりで、この格調高い音楽は、とても子供向けじゃないとちょっと違和感があったけれど、三善ワールドだったんですね。やはり素晴らしい作品だ、と再確認。ところで、今晩三谷さんのドラマ「王様のレストラン」再放送があるのもチェック済み。

 

20131111

<フィギュアスケート>

週末のNHK杯見ました。昔から大好きで、特に今年はオリンピックの代表枠の関係もあるし、選手の成績が気になって気をもんでいます。各選手の衣装も楽しみです。オリンピックの時、女子では青い衣装の人が金メダルをとるというジンクスも聞いたことがあり、真央ちゃんの深い青の衣装に見入っていました。

スケートに使われる曲も素敵なものが多く、毎年楽譜も発売されています。やはり、何度も聞いていると、あの曲弾いてみたい、となるのでクラシックが使われていると、皆が聴くいい機会になりますね。織田選手の曲、あれ?聞いたことある〜!と一緒に見ていた家族も反応していました。高橋選手のビートルズメドレーも、その中の選曲がニクイ、いいアレンジだなあと感心。

真央ちゃんはクラシックの王道、きれいな曲が好きなんだなあとおもいます。ショパンのノクターン、幻想即興曲やドビュッシーの月の光など、ピアノでもあこがれのランキング上位の曲ばかり。一番自分がしっくりくる曲がいいでしょうね。

代表3枠は少なすぎる、4くらい欲しい実力者ぞろいなのでした。  

 

2013119

<合唱コン>

最近は中学校で合唱コンクールが盛んに取り入れられているようですね。教室の生徒さんも、伴奏を請け負うことがあるので、レッスンでも一緒に練習することもあります。順位がつくそうなので、私も結果が気になります。

Rさんがレッスンにやってきて、i podを渡してくれました。本番を録音したものだそうです。聴かせてもらうと、男声・女声の若々しい歌声が。いつも伴奏だけ聴いていたので、やはり歌声が入ると素敵ですね。感動的な歌詞なので、こんなのを生で聴いたら親御さんは泣いてしまうでしょうね。年を追うごとに涙もろくなるというのは本当ですね。

 

2013118

<よくわかりません>

ピアノ曲は一生かかっても弾ききれないほど数があり、私もまだまだ知らないものが多数あります。

CDやコンサートで耳にしたり、楽譜売り場で気になるものを手にとっては常に新曲に取り組んでいます。

先日もせっせと練習していると横に夫が来て、「ね〜これ何?」指さす先には、「くったくのない優美なリズムで」とあります。優美はまだいいですが、“くったくのない”までつくと正直わかりませんね。そういえば、他にも謎の指示は多々あります。un poco piu vivace,少し非常に速く、どっちなんですか?作曲家が生きていたら、もっとわかりやすく言って下さいよ、とつっこみたくなります。深い悲しみをもって、とあれば、悲しい思い出を総動員で思い浮かべます。雰囲気ですから、ひとそれぞれの解釈で弾くしかありません。作曲家のいろいろな作品を弾いていくうち、この作曲家がこういうなら、こういう意味だろう、と見当がついてきます。だから、興味のある作曲家の作品は、できるだけたくさん弾く必要があります。今年はシューマン、チャイコフスキーに主に取り組んでいます。

 

2013116

<学芸会>

このところ近くの小学校では学芸会の練習が始まっているようです。にぎやかに、歌声が体育館の方から聞こえてきます。運動会のときには応援団の練習と一年の行事の様子が伝わってくるので、教室の生徒さんに話を聞くことも。

演目は以前聞いたことのあるものが多いですが、その時その時の工夫をしているようで、流行のギャグや言葉を早速取り入れているらしいです。お・も・てな・し もギャグになったんですね。子供が言うと大人が言うよりおかしさが増しますね。ちょっと見てみたいけど、子供が通ってないと怪しまれそうだから、聞こえてくる笑い声だけで想像しますね。

 

2013年」115

<シャンデリア>

NHK BSにクラシック倶楽部という番組があります。1時間で、日替わりでいろいろなコンサートの放映をしてくれ、なかなかコンサートに出かけられない人にも、気軽にいろいろな演奏を楽しめる番組で、私は録画して見ています。古楽器や、バイオリン、チェロ、管楽器など、ピアノ以外の楽器の音色を知るにもよいとおもいます。

以前、久々のコンサートで紀尾井ホールに初めて出かけ、開演まで天井の美しいシャンデリアを眺めていて、あれ?

なんか見たことある光景だ、と思い辺りを見回すと、撮影機器が置かれています。そこにはNHKの文字が。これはあのクラシック倶楽部の撮影か?そうだ、出だしに映る会場の様子でよく紀尾井ホールのシャンデリアを見ていたんだった!とたまたま撮影現場に居合わせて嬉しくなったのでした。

 

2013113

<懐かしのアイドル>

懐かしの歌番組をテレビでやっていたので、録画して見ました。70年代から現在に至るまで、いろいろなアイドルの曲が流れていました。百恵ちゃんやピンクレディー、聖子ちゃん、キョンキョンなど、懐かしく「うわ〜、かわいい!この人すっごいアイドルだったんだよ!」と子供に力説しても、こどもは「はあ・・・」とどうでもいい感じ。思えば、自分の親も「昭和懐かしのヒットメドレー」とかを見ながら、ブーイングしている私にいかにすごい人気だったか熱く語っていたっけ。

そう、自分の青春時代のヒット曲はみんな違うので、この世代間のギャップはなかなか埋められません。

教室にも、なんとかヒット曲集とかがたくさんありますが、どんどん古くなるのが悩みの種。アニメの主題歌も、テレビの主題歌も、あっという間に出ては消え、アイドルグループの好みもひとそれぞれなので、これがいいかなと選んだ曲集もちっとも受けなかったり。自分で楽譜を選んで持ってきてくれると一番いいのですが。

流行についていくのも努力がいる世代になってきました。

 

2013111

<主題歌>

ドレミファソラシド、ミ〜ド〜ラ〜♭ラ〜、ッソソソソソソソ。「あまちゃん」の出だしですね。

生徒さんが弾いているのを横できいていると、主人公が海にむかって走る光景が目に浮かびます。

今年の人気の曲なので、弾いてみたら?と何人かに勧めました。「半沢直樹」でも、印象的なメロディーが繰り返し流れます。耳がいい人は、音が拾えるかもしれません。いわゆる耳コピですね。

クラシックをちょっと離れて、流行の曲を弾くのも、音楽を習っている楽しみです。ピアノは、メロディーだけでなく、全体の音をひろえるので、こんな楽しみにも向いています。どの楽器よりも広い音域をもち、ひとりオーケストラになる、まさに楽器の王様、とおもいます。