西武新宿線「武蔵関」「上石神井」・「吉祥寺」

      さとうピアノ教室   TEL 03-3929-3705

                          

 

 

 

 

 

<時々、一言のコーナー >

 

 

20131030

<気合い>

練習してきたときと、やってきてないときでは、ピアノに向かう姿勢が違います。自分からさっさとピアノのところに行って、先に弾きだしたりすると、「お、気合いが入っているな」と思います。

Kさん、今日はどうしても合格したい曲があるようです。「ちょっと練習」といいつつ、つっかえるところを気にしています。

この曲が終わると次の曲集にいける、というときは、生徒さんも、上がりたい〜、のオーラがすごいです。わかります、その気持ち。真新しい曲集をもらうのはワクワクするものですよね。

Kさん、無事に合格できました、良かったですね。

 

 

20131029

<アンパンマン>

やなせたかしさんが先日亡くなられました。アンパンマンには本当にお世話になったなと思います。子供が物心ついてまずハマる番組だけに、つきあって親も見ること、ビデオ100本くらいいきました。子供は小さかったから、今ではあまり話を覚えていませんが、むしろ親のほうが懐かしく思い出します。

似顔絵を描きやすいのもいいところ。よく公園の砂のうえにアンパンマンやジャムおじさん、バタコさんなど描くとよその子も寄ってきて、リクエストしてくれたっけ。

教室でよく使う、テレビアニメの主題歌などたくさん載った曲集にも、アンパンマン出ています。でも、不思議とみんなあまり弾きたがらないです。「ずいぶん見たでしょ?弾けば?」と聞くと、「え〜、子供っぽいからいいや」だそうです。

あんなにみんなを楽しませてきて、あっさり忘れられていく、それもまたアンパンマンらしいな、と思うのでした。ちなみに、DOU YOU KNOW カツドン?は夫のカラオケナンバーになっています。、

 

20131027

10000時間>

10000時間練習したらプロになれる、といわれるそうです。10000時間というと、仮に2時間毎日練習して、5000日。約14年ですかね。考えてみれば、自分は10000時間以上弾いていますが、だからといって全ての曲が弾きこなせるわけではないので、この言葉は正確ではないです。しかし、10000時間弾いたらかなりのものは弾けるようになっているでしょう。

現実には、小さい子が30分毎日弾くのもやっとでしょう。もし小1で始めたら、6年間でやっと1000時間です。まだ遥かに足りません。もう何年習っているから、というより、何時間練習したかで考えると、自分のいる場所が見えてきます。とても長い道のりですが、それだけの価値のあるものだから、10000時間への道を少しでも遠くにあゆんでいってほしいです。せめて10年は続けようよ、と生徒さんには声をかけています。

 

20131025

<シール>

教室にくると、生徒さんは出席カードにシールを貼ります。

みんなシールの山の中を掘り返しては、好みのシールを探すのですが、すぐ新しいシールはないかときいてきます。私自身が子供のときからシールは大好きで、いまだにコレクションの一部をとっている位なので、せっせと100円ショップなどでかわいいものを探しています。どの日に新しいシールを投入するかも考えます。いろいろな曜日に入れたり、その日一番にくる生徒さんばかりにあたらないようにレッスンのあいまに入れたり。

みんな最初の一枚目をとるのがすきなんですね。なので、さみしくなったシールは移動して、またたくさん貼った台紙になるよう、地道な作業をしています。

そして、気に入ったシールを皆さんよく隠しています。一番下に入れたり、意外とまん中あたりが見つかりにくいとか、ぶつぶつつぶやいているのを横で聞いています。苦労して隠しても、次にきた生徒さんがいきなり一番下をチェックしたりするのも面白く、「人生なかなかうまくいかないね」などと見ているのでした。

 

 20131023

<石>

元気にレッスンにやってきたSさん、ピアノ室から外を見て、「あ〜、欲しいなあ」。視線の先には、昔私が海岸でひろった平たく丸い石。よく気が付いたな、と感心しつつも「あれは大切なものだから」とお断りすると、「じゃあその次に大きいのでいいから」と粘ってくる。わかりました、あげます。でも、石をくれなんて、大人にはない発想でかわいいですね。たしか、前にアニメで石を大事にしてる男の子がいたような・・・。

思い出しました、おじゃる丸でした。

 

 

20131022

 <毛虫>

昨日、最初の生徒さんAさんがきて、さあレッスン始めましょう!というところで一言「あの〜、先生のおうちって・・・」ん?何かしら?と思ったら、「毛虫がいっぱいですね」

ええ???とのけぞったところ、玄関前の通路に緑の虫がいっぱいいるとのこと。かなり動揺しつつ、次の朝確認すると、ミニ薔薇のつぼみや茎、確かにうようよ。なんでこんなに食べられてるのに、気付かなかったんだろう?自分がいかに、花を見ずに通り過ぎていたか思い知りました。うちの娘にいたっては、「え?薔薇なんてあったっけ?」と言っていました。

虫に何匹もたかられている蕾は、まるでならず者に囲まれ、ひどいめにあっている娘さんのようであり、がぜん「俺が守ってやる!と闘志を燃やしました。二時間、執念で100匹近く箸でつまむうち、すっかり慣れて怖くなくなりました。慣れってすごい。

ところで、虫はネットで調べたところ、チュウレンジバチの幼虫のようです。検索も注意が必要です。突然大画面に真っ黒い毛虫のアップが現れて、目をやられることがあるので、画面から遠ざかって操作することが必要です。

朝から脳裏に毛虫が焼き付いてしまいました。

 

 

20131020

 <ドーパミン>

日経新聞の、とことん試しますのコーナーが好きでよく読みますが、昨日、昔習ったピアノに再挑戦する記事が出ていました。

その中で、「ピアノを弾くことで脳からドーパミンが放出される」というのが目をひきました。

単に聴くより、自分が弾く方が放出量が多い、とあるのに大きくうなずきました。

そうです、演奏家の素晴らしい演奏を聴くのもいいけれど、もっと心地よいのは、自分が素晴らしい曲を自分のもっとも好きな表現で弾いて、それを生で聴くことです。アスリートのような高揚感もあり、しばし余韻にひたっていることも。

やはり、音楽は自分で表現したいです。